【月一枠】リーパーリヴァイアサン討伐記録 -荒磯の王者決定戦-【サブノーティカ】

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(サムネ用)

 

みなさまいかがお過ごしでしょうか。前回書いた感想記事のアレの続編をぼちぼち始めたら、青いのが1番の常識人枠という事実に驚きを隠せない私です。

#何のことか分からねぇって方はそのままでヨシ!

 

さて、時は7月。ジメジメとした梅雨の時期も終わり、本格的な夏がやってきますね。まあ生活リズムがぶっ壊れてて「めざましテレビ」とかあんまり見れてないから、今年はいつ梅雨入りしていつ梅雨明けしたかも全く分からないんですがね。

 

せっかく7月にもなったし、何か夏らしいことがしたい。

 

夏と言えばやはり海」

 

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こんなご時世でなかなか海とか行けないと思うから、せめて行った気分になろうではないか!!

 

 

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海開きだッ!!!

 

 

海水浴型サバイバル

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今回の話題はコチラのゲーム、「サブノーティカ」でございます。

ストーリーとしては、「主人公が乗っていた宇宙船<オーロラ号>が何らかのトラブルを起こし、不時着した惑星には海しか無かった。生存者は自分だけ!さあ地球に帰るためのサバイバルスタート!!」って感じです。

 

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スタート地点の周辺に広がる浅瀬の海域は、日中はこんな感じで青い海と小さな魚が泳ぐ平和な場所。ここで素材や食料を集め、装備や乗り物を作成しながら行動範囲を広げていきます。

 

まあずっとこんな感じで綺麗な海を見ながらのんびりと生活できるゲームなら楽だったんですがね。

 

 

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装備が充実して探索範囲が広がると、日の光が一切届かない漆黒の中を突き進まなくてはいけなかったり凶暴な肉食魚がひしめく海域の探索を要求されたりします。敵対生物の中には、催眠術で主人公の行動を縛って攻撃してくる魚や、EMP攻撃で乗り物を停止させて襲ってくるカニとタコのキメラみたいなやつとかが普通にいます。そんなやつらが潜んでいるかもしれない暗闇の中を進むのはなかなか恐怖。

 

そして、そんな危険生物の中でも最もヤバい生物が、<リヴァイアサン級>と呼ばれる分類に属する奴らです。

 

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<リヴァイアサン級>、一部例外を除いて、「デカい・強い・凶暴」の3拍子そろった、まさに見かけたら全力で逃げるべき、食物連鎖の頂点に位置する生き物たちです。

水中という自由に身動きが取れない状況で、巨大なバケモノが襲ってくるとかマジでホラー。

 

そしてなんと無慈悲かな。ストーリーを進める上で必ず向かわなければならない海域に、ヤツはいるのです。

ご使用の端末によっては見づらいかもしれませんが、魚影がしっかり映っています。こいつが<リヴァイアサン級>の生物の1種、<リーパーリヴァイアサン>です。

全長50mを超える体と、発達した4本の大顎。潜水艇<シーモス>でも掴みかかられると凄まじいダメージが入ります。

 

しかしヤツがいるエリアを進まなければストーリーが進まない!!

でも怖い!怖すぎる!!拠点から1000m以上離れた場所で潜水艇破壊されたらまず助からねぇ!!うおおおおおおお・・・!

 

・・・そうだ。

 

 

怖いなら

〇してしまえ

リヴァイアサン

 

 

よく覚えておくと良い。人に残忍な衝動をもたらすのは、悪意ではなく恐怖心だ。この日から当面の方針が「リーパーリヴァイアサン(以下「リーパー」)討伐のための戦力増強」となった。

 

武器が欲しい

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舞台は人類が巨大な宇宙船で航行を行う近未来SFの世界。主人公が使用する作業台こと<ファブリケーター>も、複雑な機械の製造から料理まで一瞬で行うスーパー3Dプリンタである。これを使えば、リーパーを粉砕するための重火器とかバトルスーツも一瞬で

作れません。

 

残念ながら防犯的な観点がどうとかで、ファブリケーターでは殺傷能力の高い物は作れない設計になっているそうです。ふざけるな。

 

そして唯一製造が許可された武器になるアイテムがコレ。

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サバイバルナイフだ。

 

主な用途は植物やサンゴのサンプル採取。

 

私は諦めんぞ。その気になれば万物は凶器になり得る。釘を打つために作られた金槌は使い方を誤れば死人が出る。電源コードで絞殺とかサスペンスドラマではよく見るシチュエーションだ。最悪シーモスを最高速度でぶつける荒業も辞さない。

 

次に目を付けたのはこれ。

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<プロパルションキャノン>

名前が強そう。

軽めの物体を引き寄せて移動・回収したり、引き寄せた物体を勢い良く射出できる機械。「Mr.インクレディブル」の「シンドローム」が使う「ゼロ・ポイント・エネルギービーム」がイメージとしては近いか。誰が分かるんだこの例え。本来は建築現場などで使用されているらしい。生き物への使用は非推奨

「こいつに小魚とか有毒物質を装填して撃ち込めばある程度のダメージが期待できるか?」と思い、作成。

しかし、この道具、引き寄せる分には優秀だが射出に関してはあまりにも微妙な性能。まず狙った方向に正確に飛ぶわけではないため、ゆったり泳ぐ魚とかにもロクに当たらない。*1さらに射出時の電力消費量もなかなかで、連打もできない。

結局コイツが一番輝く場面は小魚獲りだった。

 

 

やはりアレしかないか、<ステイシスライフル>

 

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<ステイシスライフル>

特許技術によって、命中させた物体周辺の時間の流れを一定時間止める。あまりにもオーバーテクノロジー。本来はファンベルトを減速させてメンテナンスを行ったり、研 究 目 的 で 生物の動きを止めたりする際に使われるらしい。

しかし<リヴァイアサン級>の生物を討伐する動画ではだいたいこれが使われており、この海では対リヴァイアサン用の武器と言っても相違ない。

とはいえ、装備の作成には設計図が必要で、設計図取得には実物の残骸をスキャンする必要がある。そんな、まさしく「最終兵器」の残骸が、こんな序盤で見つかるとも思えないんだよなぁ。。。

 

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勝 っ た な 。

 

拠点から約1000m離れた浮島、先住民(同じく遭難者)の生活跡地にて発見。途中で小さいカニみたいな生き物が襲ってきたがサバイバルナイフで返り討ちにした。

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↑コイツは多分その浮島から落ちてきたやつ↑

 

さて、設計図は手に入った。早速必要な素材を確認すると、

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・・・磁鉄鉱

見たことない素材。おそらく特定の海域かある程度深い場所にしかないのだろう。なんということだ。

とはいえ、磁鉄鉱さえ見つけてしまえば戦う力が手に入る。

 

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デガシ号船員

「戦う力か?欲しけりゃくれてやる。

探せ!我々の海底居住区(水深250m)に置いてきた!」

 

世はまさに大磁鉄鉱時代。提示されたシグナルの場所に磁鉄鉱がある。ならば行くしかない、ありったけの磁鉄鉱をかき集めよう。

 

食料と水をシーモスに詰め込み、シグナルを追って海をさまようこと約30分。

 

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この世のすべてを手に入れた。

 

こんな不気味な環境の水深250m地点で生活とか正気かよ。デカい肉食魚とか毒草とかも割とある危険地帯やぞ。ちなみにそのデガシ号の生存者をまだ見たことが無い。まあそういうことだろう。

 

ともあれ、途中その毒草で死ぬみたいな事故はあったが、無事に磁鉄鉱を回収。

さあ、究極の兵器を作ろうではないか!

 

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完成。(製作時間5秒)

 

必要なものは揃った。決戦の日は近い。

 

作戦

ステイシスライフルには物体の動きを止める力はあるが、それ自体にダメージを与える効果は無い。そのため、リーパーの体力を削るメインウェポンにはならない。

 

では何を使うのかって?

 

ここまで読んでくれたキミなら分かるはずだ。

 

そう――

 

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サバイバルナイフだ。

 

正確にはサバイバルナイフを強化改造した<サーモブレード>。バッテリーを積んだことで刃が発熱するようになり、これで小魚を斬ると焼き魚として取得できる。

通称「ブースターの耳」。

 

戦い方は至って単純。

ステイシスライフルを命中させてリーパーの動きを止め、サーモブレードでひたすら斬りまくる。

この戦術、普通にリヴァイアサン以外にも有効で、前述のデガシ居住区の肉食魚や、EMP攻撃のカニタコキメラもすでにこの手法で深海に沈めt、撃退できると考えられる。

 

この装備がすべて整った時は、本当に圧巻であった。

これまでびくびく怯えながら逃げ回っていたのが嘘のように、右腕ひとつで連中を吹き飛ばした。

まるで蟻のように、クラブスクイドを踏み潰したのだ。

 

(右腕で吹き飛ばしたのに「踏み潰した」ってどういうことだよ)

 

開戦

 

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リーパーが潜む海域の近くに物資貯蔵庫とシーモス整備施設だけの簡単な仮拠点を建て、ステイシスライフルの予備バッテリーも携帯。

 

 

すべての準備が整った。

日の出とともに出陣し、対象を粉砕する。

 

拠点内からでも、ヤツの鳴き声がハッキリと聞こえる。よく通る声はエコーロケーションの役割を果たしているらしい。

丸々一晩座して待っていたこともあるが、この夜はいつもより長く感じられた。

 

そして夜が明け、窓から差し込む日の光が開戦の合図!

颯爽とシーモスに乗り込み、出陣の刻!!

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「シーモス1号機『ワイバーン』、出る!」

※「ワイバーン」:シーモスのNN

 

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拠点から出発後、すぐにソナーで索敵を開始。

この海域は水の濁り具合がひどく、少し先の様子すら目視では確認できないため、ソナーの信号だけが頼りとなる。

 

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目標を捕捉。

ここからヤツの探知範囲に入るまで接近し、ギリギリまで引き付けてステイシスライフルを命中させる。最初にして最大の関門。

 

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来た!

画面上部、深度メーターの右下。静止画だと分かりづらいが、確実にこちらの存在に気づいて近づいてきている。ある程度ソナーで位置把握をしたらシーモスを降りて武器をかまえる。

 

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まだだ・・・

まだ撃つな、確実に当たる距離にヤツが来るまd

 

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おい貴様どこへ行く!?

さっきまでこっち来てたのに急に興味無くすじゃん。

 

どうやら探知範囲に入っても、無限に追いかけてくるわけじゃないらしい。仕方ないので再びシーモスで接近する。

 

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再び探知範囲に入る。先程よりも近い、今度こそ来る!

 

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目視で確認できる距離!

 

だが焦るな、まだ撃つな・・・!

確実に当てられる距離n

いや今だッ!!!

 

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当たったあああああ!

画質が終わっているがそんなことはどうでもいい!最大の関門を突破した!

ここからはサーモブレードで斬りまくるのみ!!

なぜ主人公の動きは止まらないのかとかその辺のことも気にしてはいけない!!

 

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うおおおお!斬れ!!斬りまくれ!!

全神経を右腕に集中させて振り下ろせ!!

魚滅の刃ああああ!!!

 

しかし全力で斬りまくりつつも冷静さを失ってはいけない。ステイシスライフルの効力は永遠には続かないため、定期的に撃ちなおす必要がある。

 

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初撃とは違い、この至近距離!

 

たとえ天地がひっくり返っても、

外すなどあり得ない!!

 

 

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はぁ!!?

 

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疑惑の判定。

当たり判定どうなってんだコイツ・・・

 

てか体力の減りがやべぇ、凄まじい攻撃力である。

 

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とりあえず体制を整えて再びステイシスライフルのターンからだ。

 

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当たらねぇ!!

全然当たらねぇぞ!!

さっきのダメージで完全に冷静さを欠いてステイシスライフルを連射。この弾速と距離で当たるほど達者なエイム力は無い。

 

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やべぇシーモスから離れすぎた。

 

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ソナー無いとヤツの位置を把握できないから急いで戻る。

 

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!!?

 

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はいサムネ回収。

 

シーモスに掴みかかるリーパー。このままだとシーモスの耐久値がゴリゴリ削れて最悪破壊される。

 

だがこの程度のハプニングは想定の範囲内

『シーモス周囲防衛システム』起動!!

 

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電気フィールドでシーモスを防衛するモジュール。すごく便利。

正直これあれば撃退できるから実は戦わなくてもいい。

 

 

 

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さあ茶番は終わりだ!

そろそろ決着をつけようじゃないか!!

 

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再びシーモスが掴まれる。

耐久力が心配だがこのままステイシスライフルをぶち当てる。

 

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よし当てた!もう逃がさねぇぞ!!

 

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ブースターの耳の錆となれリーパー!!

貴様に同僚が一人食われたことは通信ログで分かってんだよ!!

 

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このゲームでは敵対生物を倒しても別に何かをドロップするとかは無い。

 

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うっかり安全海域に逃げられたら地獄。

 

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少し前のアプデでリヴァイアサン級の生物もリスポーンするようになった。

 

正直戦うメリットは皆無。

 

それでもコイツ程度でビビっていてはこの先の探索で間違いなく行き詰まる。だからこそ、俺はコイツを超えていく!恐怖心を克服するために!!

 

さあ仕上げの時間だ!!

 

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この海で一番強いのは俺だああああああああああ!

 

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勝った!勝ったぞおお!!

 

遭遇から1週間、ついに海のバケモノとの闘いが終わった瞬間である。

 

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シーモスの耐久値も残り10%、地味に破壊されたら帰りが大変だったから良かった。

 

 

総括

かくして、初夏の海中大戦争は幕を閉じた。

この戦いによって、リーパーリヴァイアサンの探知範囲や動き、対処法など、遭遇した際に役立つ知識を多く得ることができた。これで未知の海域で再び遭遇しても慌てることは無いだろう。

 

ちなみにリヴァイアサン級はコイツ以外にも種類がいるがその辺にも挑むかは未定だ。リーパーは敵対リヴァイアサン級の中でも最弱。

 

さて、この海域の安全が確保されている間=リーパーがリスポーンするまでの間に、手早く探索を終わらせる。

 

 

リーパーの鳴き声は非常に特徴的であり、1度聞くとしばらく耳に残る。

車が走る音を屋内で聞いたときの音に似てる。

倒した今でも、ヤツの鳴き声がなんとなく聞こえる気がする・・・。

 

 

まるで、まだそこにいるかのように――

 

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・・・

 

・・・・・・・。

 

(ステイシスライフルをかまえる)

 

 

 

 おつラッコ☆(ラッコ不在)

 

 

*1:タメシウチトカシテナイヨ。サカナ、トモダチ。