【番外枠】ものすごく優しい『Majestic Magic』Special譜面フルコン解説

今回の記事では説明のために音ゲーの手元写真をガッツリ多用するので、いろいろ苦手な人は注意です。

 

待たせたなァ!!

 

*1

誰も待ってねぇよ定期。

 

皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日[時冠デッキ]を組んでみたのですが、間違ってゴッドシーカーを6枚買ってしまってちょっと凹んだ私です。パイオニアならまだ他に使い道があっても、ゴッドシーカーはなぁ…。

 

さて、今回の内容はタイトルにある通り、第2の[超速度変化]譜面である『Majestic Magic』をフルコンしたので、いつぞやの『エメラルドプラネット』同様に、解説のようなお話も交えながら、各難所を超えるために用いた作戦などを語っていけたらと思う。

かなり力技とゴリ押しを極めた攻略法を確立したので、多少音ゲーに自信が無い人でも、真似すればワンチャンあるんじゃないかと勝手に考えている。

 

…本題に入る前に、課題曲であるMajestic Magic[超速度変化]のお話でもしようかな。

 

 

楽曲とギミックのお話

超速度変化譜面楽曲

Majestic Magic

 

前年度展開された6周年を記念した企画、フュージョン楽曲]の1曲目。

歌唱ユニットは[Switch][Eden]

 

2つのユニットの個性が合わさり、スタイリッシュかつ聴く人の背中を押してくれるような曲調と歌詞になっている。

 

そんな通称『マジェマジ』実装後、しばらくして付与されたのが[超速度変化]ギミックを持つ[Special譜面]だ。

 

 

[超速度変化]とは、通常の音ゲーとは異なり、ノーツが変則的に降ってくる…というより、変則的過ぎてもはや別ゲーが始まるタイプの特殊譜面である。

 

『マジェマジ』[超速度変化]は、前回の『エメラルドプラネット』の比ではないレベルで譜面が暴れまくる上に、場所によっては普通に運指が難しい。

どのくらい難しいかって話をすると、難しすぎて運営が謝罪するくらいだな。*2

 

 

そんな第2の[超速度変化]を、先日ようやくフルコンすることができたので、私が攻略に用いた作戦を書き残して、私と同じく「フルコンしたいけど停滞している」という方の目に入り、何らかの参考になれば良いな~という魂胆だ。

 

というわけで、始めていこうと思う。

 

作戦

0~100ノーツ間

開始~「Your majestic... magic」間

 

この辺はジャブか準備運動か…至って普通の譜面である。

 

ホラー作品で言うところの主人公達が「廃墟や森に行こうぜ~」みたいな感じでワチャワチャしている冒頭部分。

 

「中は思ったよりも綺麗だな。」

「なんだか寒いわ…」

「お、おい、もう帰ろうぜ…」

 

 

特に注意するようなポイントも無く、いつもの調子で叩いていい場所だ。

 

個人的にはちょこちょこ配置されているこの並びが凶悪に感じる。純粋に難しい(というか苦手)。

ギミックはネタが割れればある程度楽になるが、地力が試される配置は純粋な音ゲー力が試されるので、最後の最後に壁となるのは案外普通のやつだったりするのはあるあるですな。

 

101~159ノーツ間

「Let's get it now!」~「純粋でいたいなんて変わらない言い訳 (your key)」間

 

ここから怪奇現象が起こり始める。

 

 

平和地帯のロングを取りきると~

 

 

もうこの時点でヤバい。

 

さて、前回の『エメラルドプラネット』の記事でも散々書いたが、[超速度変化]を攻略する際の合言葉は「音を意識すること」だ。

バトル漫画とか特撮でも目に見えない敵を倒すときは音で捕捉して攻撃するでしょう。つまりそういうことだ。

 

まず最初に注目すべきはこの4連星。

後ろの2個はまだ気にしなくていい。

 

この4つは降ってくるわけではなく、タイミングが来たら判定ラインに瞬間移動するので、タイミングを目で測るのはほぼ無理だ。

だからこそ、音に合わせた決め打ちが重要になる。

 

この4つは[Expert譜面]と同じリズムで配置されている。

何かの楽器の「テテテテ」って音だ(伝われ)。

#一回音源聴いたら分かるから、どうしても分からないときは聴いてみるといいかも

 

5つ目のロングの始点も同じ流れで押していい。

 

次。

さっきチラッと見えていた部分と後続が現れる。

 

パッと見普通の譜面のように思うが…

 

ロングと単発は別々のリズムを刻んでいる。

 

これが『エメラルドプラネット』には無かった『マジェマジ』の個性。

この部分は、通常なら別々に流れてくる2つのリズムのまとまりが、一度に落ちてきている構造になっている。

後から判定が追い付く単発群は出番が来るまでライン上で停止するため、とにかく画面の情報量が多くなって厄介だ。

 

ここで重要になってくるのは、処理すべき情報(ノーツ)を取捨選択すること。

判定があるノーツに注意を集中させ、出番待ちの単発のことは一瞬忘れる…みたいな。

そうすることで、気休め程度だが普段の音ゲーの感覚に近づけることができる。

 

このエリアは共通してロングが先に判定が来る。

ロングが先に来ることを意識し、ロングを取るときは単発のことは一旦忘れて確実に取りに行く。

 

ロングを取ったらすぐさま単発の判定が来るので、意識を単発群にシフト。

最初の1個とロングの終点は同時。単発群のリズムは多分全て共通。

 

この感覚意識して残りのまとまりも捌いていく。

 

注意すべきは単発群が長く留まり、ロングが複数降ってくるここ。

 

しかし攻略法は同じ。

先にロングを処理して単発群は動き出すまで見なくていい。

 

一通りロングを捌いたら[いばにゃん]の歌詞パートに合わせて単発に意識をシフト。

ただ単発は歌詞というより楽器の音に乗っているような気がしないでもないので、理論的にリズムを求めるよりもフィーリングで乗るほうが取りやすいと思う。単発のリズムは多分共通だ。

 

後半も同じ要領だが、最後のこれだけ注意。

前半と違い、フリックと単発の始動が同時となっている。

今じゃ当たり前のように受け入れてるけど冷静に考えたらとんでもねぇ話だ…

 

単発とロングの渋滞地帯はこんな感じで、慣れればリズムに合わせて叩くだけで安定する。ただ、慣れてもどこかで躓くとどこから始めればいいか分からなくなってそのまま崩れるので、思い切り良く行くのが大事だ。

 

160~219ノーツ間

「受け入れなくちゃ始まらないね」~「救いは生まれる」間

 

さて、個人的にはこの区間が最難関だった。

ある日何かを掴んだ瞬間安定するようになったが…

 

このエリアも先の区間と同じく2つのリズムのまとまりが同時に降りてくる。同時押しの線も見えてさらに情報量が増える。

 

この区間の共通構造。

ロング&単発の同時押し判定が後から来るノーツ」の束が降ってくる。

3点押しのように見えるが、単発の判定はロングの終点と同時なので、ここも指2本で取ることができる。

 

攻略のポイントは、気持ち画面手前に意識を集中させ、同時押しの線を頼りにどちらの単発がロングの始点とペアになっているかを見極めながら叩くことと、ロングが通り過ぎている間に終点とペアになっている単発に狙いを定めておくことだ。

 

この2点を意識し、落ち着いて丁寧に処理することが成功のカギとなる。

見た目に圧倒されてはいけない。

 

で、ただでさえ変則的な配置でいっぱいいっぱいなのに、ここ変化球が紛れてるのが凶悪なんですよね…。一番苦戦した。

 

さて、何が違うか分かるだろうか。

 

ロングの始点とペアになってる単発が無いラコね。

 

その通り。

ロングの始点とペアの単発が無く、同時に降りてくるのは終点とペアになっている単発だけのフェイント。

 

例えるならアレだな。

傍から見たらどう考えても「お前ら付き合ってるだろ」ってレベルで仲が良いのに当人同士は全くその自覚が無いっていうラブコメでよくあるやつ。

 

しかしこのフェイント、分かっていても混沌の中にポンっと置かれると、マジで瞬時に判別できない。俺はできなかった()

「フェイントが来るから処理する」って身構えるだけで脳のリソース持っていかれますからね。

 

なので、ここは敢えてフェイントに自分から引っ掛かりに行きます。

 

普通に「空打ちで誤魔化す」って言えばいいのに何故そこまで回りくどい表現をするのか…。

 

ブコメの下りを書き終えた後にその表現を思いついたからです。

 

そう、「空打ちで誤魔化す」

これができるようになった瞬間私はフルコンへの道が開けましたね。

 

そろそろ具体的な説明をしよう。

要は画像の通り、赤丸で囲った2つを同時に押すのだ。

この時、ロングの終点と同時に判定が来る右側の単発は空打ち判定となる。

 

この仕様(?)を突いて…

 

他と同じ感覚で同時に押す!

 

 

ロングの終点と同時にもう1回押す!!

 

天翔龍閃アマカケルリュウノヒラメキ!!

こうすることで、この区間は全てタップのリズムが統一される。

 

左右が反転してもう一度同じ形が落ちてくるが、こちらも同じく天翔龍閃で捌く。

 

これができれば、この区間は安定するはずだ。

 

最後は中央に来るロングノーツを取って…

 

この区間は終了だ。

 

オイ何か見えてるぞ。

 

目の錯覚だ気にするな(現実逃避)

 

220~315ノーツ間

「可能性がないなんて」~「Why don't accept?」間

 

それでは見たくない現実と向き合うとしよう。

 

前の区間のロングを取り終えると突如として現れるコイツら。

コイツらが何者なのかという話だが…

 

よくバトル系のアニメとかゲームで魔術使うタイプの敵がやってくるような、中空に刃物とかエネルギー弾を召喚した後一個ずつ飛ばしてくるアレみたいな奴らである(伝われ)

 

なんか最近見たなそういうの。

 

やっぱり敵でしたね()

 

しかし!

そんな摩訶不思議攻撃はだいたいネタが割れた瞬間に形勢逆転するのがお約束!

 

これを見ろッ!!

 

全部歌詞の上!!!

 

公式の解説では「歌詞のアクセントに乗ってる」みたいな言い方がされていましたね。

リズムは分かった。ならばもう恐れる要素は一切無し!

 

中央の単発はリズムに合わせて打つだけ!

フリックは外向き始動で左右に擦るだけ!!

以上!!

 

次の逆配置も同じ!

 

勝ったな、田んぼ入ってくる――

 

うーんサカナの背骨感

\(^o^)/

 

早すぎる反撃は逆にフラグなのもお約束ラコ。

 

まあここから主人公サイドが覚醒するから見ててよ。

 

さて、一目見ただけでやる気が削がれる配置が一瞬にして組み上がるわけだが、ここも基本的な動きは変わらない。リズムは歌詞に乗っていて、そのリズムに合わせて決め打ちする。

 

問題は左右にばらけたフリックだが、よく見てほしい。

この時、フリックを「右」「左」で見るのではなく、「外向き」「内向き」で見ると…

 

全部「外→内」の順番!!

全部同じじゃないですか!

 

というわけで、中央の単発を取る手を左右で切り替えながら「外→内」の順番で捌く!

これで決まりだ!!

 

さて、この区間はファンネルノーツがまだまだ続く。

そしてここからが本当にキツい…。

 

パッと見最初の配置のアレンジだが、ここで敵も本気を出してくる。

 

この部分では、今見えているノーツが上から降ってくる。

 

「上から降ってくる」って…普通じゃん。音ゲーなんだから。

 

そうじゃない。

「上(に配置されたノーツ)から降ってくる」って意味だ。

 

この配置が現れる直前、大量のノーツが一瞬現れては消える謎演出が入るのだが、その謎演出の中に正しい順番に並んだ配置が現れている。これがヒントだ(無茶言うな)

 

で、今までの流れなら、「ネタが割れたな!あとは叩くだけ」ってなるのだが、ここに関してはマジで運指がヤバい。

 

「右手はフリックに合わせて左右に擦り、左手は1レーンずつ順番に内側に向けてタップ」

多分普通に降ってきたとしても相当キツい配置になっているのだ(少なくとも私はキツかった)

マジで一回指動かしてやってみてくれ。脳トレ始まるから。

 

一生正攻法で取れる気がしないんですが…

 

「ここ何が起きてるのか普通に理解はしてるけど、運指が難しくて取れない」って悩んでる人絶対俺だけじゃないと思ってるんだけどどうなんだろう。

 

そんな人にこそ、このやり方を伝えたい…!

 

やはり面倒な配置を誤魔化すならこの手に限るぜ!

 

指全部使って判定ライン全てをカバーするゴリ押し。『エメラルドプラネット』でも散々やったやつだ。

指全部で画面をタップしつつ、同時に「外→内→外→内…」と擦る。

多少運ゲーで精度は微妙だが、上手く行けば全てパフェ判で取れる。

 

どうしても脳トレに勝てない場合は、騙されたと思ってやってみると良い。

 

後に続く反転した配置も同じようにして捌く。

これでこの区間の山は越えた。

 

 

お前、これが残ってるのに「山越えた」は嘘だろ。

 

いやむしろコイツが一番簡単まである。

 

見たまえ。ぱっと見混沌としている配置のようだが、ここもフリックの順番は同じ。

そして、単発ノーツはタイミングさえ合わせて押せば、押した後にフリック入力のような擦り動作を入れても特にペナルティは無い。

 

つまりここは、単発ノーツもフリック感覚で「外→内→外→内」と連続で決め打ち入力することで、難しいことを一切考えることなく安定して突破できる。

 

そんな感じで、この区間の説明は以上だ。

 

316~383ノーツ間

「おそれないで」~「Do you know our route makes fate and light?」

 

片側にロング、反対側に単発ノーツが降ってくる区間

ロングは全て標準速度で、他の区間のような静止画でも分かるレベルのカオスは無いのだが…

 

単発が[トランザム]して、後半は目で追えないレベルの速度になる。

 

相当な動体視力と瞬発力が無い限り、出たとこ勝負の目押しは無理だろう。

 

もっとも、ただ目で追えない速さのノーツが降ってくるだけだったら完全に[ぼくがかんがえたさいきょうのりずむげーむ]でしかない。

当然だが公式がそんな奇行に走ることはあり得ない(エイプリルフールは除く)ので、ここにもちゃんと攻略の糸口となるヒントがある。

 

こんな感じで、単発の降ってくる位置とタイミングは反対側のロングと対応している。

この辺は公式の解説動画でも説明がありましたね。

 

よって、ここでの正攻法は[ロングの位置を見ながらタイミングを合わせて反対側の判定ラインを叩く]ということになる。

 

それができねぇから困ってんだろうが。

だよなァ難しいよなァ急にそんなこと言われてもよォ!!

 

じゃあこれするしかないな!!

 

動画投稿キャンペーンのプロモーション配信を行ったプロゲーマーの方も初見時に編み出してたやつです。

 

指全部使って判定ラインを全てカバーし、単発が降ってくる方の手は怪獣ハンドでトントンするだけ。

 

この区間、全部これで行けます。

 

もうその中指に付けた指サックの存在意義皆無だな…。

 

圧倒的不正によってこの区間は思考が一切必要ない休憩ゾーンになる。

集中力を切らさないようにしつつも、次以降の区間に向けてメンタルをリセットする時間にすると良い。

 

ラストは楽器の音に合わせて「ダッダッダッ ダダダダ タン!」のリズムだ。

以上。

 

384~458ノーツ間

「Majestic magic changes the world」~「Let's get it now!」間

 

さあいよいよ1回目のサビ部分。

それでは早速この区間の怪奇現象を見ていこう。

 

やばいこれ文字で説明するのハチャメチャに難しいぞ…!

 

ええと…ロングが…一定の間隔で停止します…(?)

取るべきリズムは…意外と単純…

 

なんて言ったら良いんだコレ…

 

よし、画像で説明しよう。

リズムの感覚は、精神年齢を極限まで下げてゆっくり「4」まで数える感じッ!

伝われ!!

 

いーち!

 

にーい!

 

さーん!

 

よーん!

 

はいよくできまちたね~!

 

で、次は中学生くらいまで精神年齢を戻し、体育の準備運動でやったみたいな8カウントのリズム!

始めッ!!

 

いち!にい!さん!

 

よん!ごお!ろく!

 

なな!はち!

 

 

声がちっせぇぞ!

やる気あんのかァ!!

 

 

お前の中学校体育に対するイメージ古すぎない?

 

補足すると、ただ叩く順番を表した数字というわけではなく、リズムに合わせて8カウント数えながらノーツを取るとちゃんとコンボが繋がると言いたかった。

 

ではこの調子で後半の解説も行く。

 

再びゆっくり4カウント。

前半と違うのは同時押しであることと、片側の終点がフリックになっていることだ。

 

フリックで指を気持ち大きく振って次のロングの始点に合わせると、スマートに次に繋げられる。まあそこまでこだわることでもないが…。

 

…やっぱり静止画で説明すると、ごちゃごちゃ感が凄いな…。

この辺は動画とか見ながら練習した方が良いかもしれない。

 

次も同じリズム。

ただここは前半と違って7カウントなのでそこだけ注意だ。とはいえ、画面の通りに、リズムの通りに叩いていれば意識しなくても多分捌ける。

 

そんな感じで、これでこの区間の話は以上だ。

 

459~558ノーツ間

「Multiply your play (pray) by my play (pray)」~「刺激のない世界より 想像できない未来へ」間

 

1回目のサビの締め区間

ここはそんなに理不尽な速度変化は無く、ほぼすべてのノーツが標準速度で降ってくる。

 

ただし何も起こらないとは言っていない

\(^o^)/

 

まっすぐ伸びているように見えたロングが始点を取った瞬間クロスする。もう何も信じられない。

 

最初の2回のクロスノーツはクロス部分に判定があるわけではないので特に気にする必要は無いのだが、3つ目以降はクロス部分に判定があるのでこれは取らなければミスになる。

まあ、分かってしまえば初見殺しでしかないのだが、クロスしてから判定ラインに乗るまでが意外と猶予無いので、ウッカリ落としちゃうみたいなケースは多い。

 

ならば確実な方法を取ろうじゃないか。

 

いつもの

 

もうここは全部これで良い。

 

途中ロングの終点にフリックがあるやつが紛れているが、そこは一番近い指で対応する。

 

559~586ノーツ間

「新しい 時間へと」~「Fusion of creation and sorcery」

 

さて、

ラストダンジョンですね。

 

ここから先は例のラスボスまで全て同じ法則でノーツが配置されている。

その法則が「フリックした方向に次のノーツが来る」というもの。

公式の解説通り、まずは最初に当たるこの区間チュートリアルだ。

 

右フリック

…が来たので、次のノーツがこのフリックより右に来る。

 

こういうことだ。

 

反対側も同じなので省略。

 

それでは、前提は理解できたと思うので、次は基礎。

 

さあ、どう叩く?

 

 

正解はこう。

ノーツが同時に降ってきても、叩く順番は法則に従っていくのが正解となる。

上に見えている反対バージョンも同じ叩き方だ。

 

それでは最後に応用編。

これが分かれば免許皆伝。

無意識に韻を踏んだ文章が生まれる奇跡。

 

まずはセオリー通りフリックで方向を判別してこの順番。

 

③のフリックで折り返す。

フリックの裏に隠れていた単発を取りきって終了だ。

 

587~633ノーツ間

「Majestic magic changes the world (majestic...)」~「Let's get it now!」間

 

お待たせしました最終決戦のお時間です。

 

まずは門番戦。

 

スタートはロングの終点と重なっている左端の右フリック。

そこから法則に従って右へ流れる。

 

続いて⑤で折り返して左へ流れ、再び左端のフリックまで行く。

 

再び⑨のフリックで折り返して右へ。

 

最後にフリックの向きに従って折り返し、中央でラストだ。

 

確認しておくが、これは音ゲーだ。

 

遠い昔、「パズルゲームとリズムゲームを合体させたゲームを作りたい」という夢を語る知り合いがいた。当時は「なんだそれ」と思い適当に聞き流してしまったが、今思えば、その人が考えていたのはこういうものだったのかもしれないな。

 

ちなみにここ全指スクランブルで内側に擦りながら叩くというゴリ押しができなくもないのだが、この後のことも考えるとちょっとチャレンジしてほしい。

 

さあ、それでは問題のラスボスと対峙するとしよう。

 

全てが答えに変わるんだ~♪(物理)

 

なにこれ。

 

俺も分からん。

 

さて、何から説明しようか…。

まず最初に無慈悲なことを言ってしまうのだが、ここは覚えた方が早いです。

 

ここも確かに頑張れば全指ゴリ押しが通らなくもないのだが、それでもかなり頭を使う上、少なくとも私が思いついたやり方では安定せず分の悪い運ゲーになってしまう。

 

そのため、この部分においては、正しい順番を覚えて正攻法で攻略するのが最も安定すると私は結論を出した。

 

おうおう、この記事のタイトルをもう一回声に出して読んでみようかお兄さん?

その説明は果たして本当に「ものすごく優しい」と言えるのかい??

 

安心せい。

もちろんその点は忘れていないとも。

 

このネットの海に数多存在する「マジェマジ」の解説動画や記事、そのどれを見て参考にしてもフルコンを達成できなかった人が、放浪の末この記事に辿り着いたとき、新たなブレイクスルーを見出せるような内容を提供するのがこの記事の目標だ。

 

ここでただ「覚えろ」って言っただけで「よし分かった!」ってフルコン取れるなら、そもそもこんな辺境の記事に辿り着く以前に公式の解説とかを参考にフルコン取れてるだろう。知らんけど。

 

だからここでは、「覚えた上で、覚えたとおりに打てるようになる叩き方」まで教えられたらと思う。

 

前置きが長くなってしまった。

それでは、まず最初に譜面の特徴から見ていく。

 

ここもこれまでのノーツと同じ法則で順番が決まっている。

フリックで方向が指定されて、1レーンずつ一定のリズムで流れていく構成だ。

 

スタートはロングの終点にある①で示したフリック。

右フリック始動の流れ左フリック始動の流れで書いていく。

#手の動かし方じゃなくて、法則に沿った流れの話

 

端のフリックで方向指定。

再び内側に向かって流れる。

ここまでは左右対称の動きで行けるが、ここで右フリック始動にフリックの方向指定が入る。

 

は折り返して右端へ流れ、は中央へ。

⑦まで行くと、今度は左右同時に左フリックで方向指定が来る。

 

左右両方とも左へ。

緑は左への流れが続くが、赤に右フリックが来る。

 

赤が折り返す、緑は方向そのまま。

⑪は2つの流れがクロス?して、ここだけ単押しになる。

 

⑪の感覚的な解釈は、「ぶつかって跳ね返る」ではなく「通り過ぎる/すれ違う」感じ。

⑪を通った後も流れる方向は変わらず進み続ける。

 

ラストはこんな感じ。

ここまで来たらもうウイニングランかな?

 

 

雑コラ過ぎた()

 

まあ、私も毎回これを考えながら叩いてる自覚は無い。

ただ、どんな風に並んでいるのか、構造というか原理というかを理解したうえで、自分にとって叩きやすい運指を見つけていくことが重要になる。

「覚えろ」とは言ったが覚えるのは順番というより、自分で編み出した指の動かし方だ。

 

私は個人的に、この辺の左右対称でも左右で同じ動きでもない運指を求められる部分が苦手なので、できるだけ左右対称or同じ方向に指を動かす運指ができる誤魔化し方を考えた。

その結果、かなり単純な運指を確立できた自信があるので、この記事ではそれを紹介する。

 

最初の部分。

ここはノーツの指示通り指を動かしても左右対称の運指ができる。

 

ロング→外向きにフリック→外向きに移動→内向きにフリック

 

次に叩くノーツを左右それぞれに追っていく意識ではなく、こんな感じで、例えるならダンスを覚えるように、手の動きとして落とし込んでいく。

 

そう!

ダンスのように!!

#ちょっと良い例えを思いついてテンション上がってる

 

そうすることで、本来頭で考えるべき攻略法がそのまま指の動きになるので、脳のリソースが分散されるのを回避できる…という私が考えている勝手な理屈。

 

さっき言った「自分が叩きやすい運指で誤魔化す」というのも、何回練習してもできないムーンウォークを後ろ歩きで誤魔化すみたいなものということになる。

 

ちょっと何言ってんのか分からないラコ。

 

私もよく分からなくなってきた。

さっさと次に行こう()

 

ここはさっきも言ったように、⑤が右手でフリック、左手で単押しと左右で違う動きが求められる。普通ならなんてことない程度の要求運指だが、ここでは少しの躓き要素が壊滅的なミスを誘発する因子になる。

 

そこでここでは、左の単押しも左フリックの動きで取ってしまう

これなら、左右で外側にフリックを入れるというシンメトリーな動きになるため、処理にかかる負荷を軽減できる。

 

そこからは左右の手の動く向きがどちらも右で同じなので、難しいことを考える必要はない。

 

内向きに移動→外向きフリック→右向きに移動→右向きにフリック→左向きに移動

 

ここまで全て左右で同じ動き。

ここからしばらくはノーツの指示通りに動いても単純な動きができるので、次の誤魔化しポイントまで省略。

 

次はここの⑨の部分。

先ほどと同じく、片方フリックもう片方単押しの構成。

 

これも右手の単押しをフリック感覚で入力することで、左右で内向きの動きに統一できる。見たまえこの無駄にダイナミックなフリック入力を()

 

慣れてくるとこうやって変に遊び始めるのがコイツの悪い癖ラコ。

 

さて、ここまで来たら後は⑪の重なる部分をどっちの指で取るか程度を気を付けるだけで良い。

というか、もうここまで来たら指全部使って内側に寄せる感じで画面を擦りながらタップするだけでも取れる。お好みの打ち方でどうぞ。

 

長々と説明したが、やっぱりここはどうしても文字で説明するのは限界がある。

大まかな打ち方が理解出来たら、譜面の動画とか上手い人の手元動画でこの部分をリピート再生してイメトレを繰り返し行うと良いだろう。

 

私は1時間くらい無心でリピート動画見ながらエア音ゲーしてたら動きが染みついて、気づいたらマスターできてた。

傍から見たら完全に何かに取り憑かれたかネジ取れた人だっただろうなぁ()

 

664~737ノーツ間

「Multiply your play (pray) by my play (pray)」~「刺激のない世界より 想像できない未来へ」間

 

さあ、最大の脅威(驚異)は去った。

ラストに向かうこの区間では「気を抜かないこと」と、「緊張しすぎないこと」が何よりも大事になる。

コンボが繋がっている時は特に。

 

みんなはこうならないように気を付けようね~~~~wwwwwwwwwwwwww

 

縦連が頻繁にすり抜ける低スぺ格安タブじゃ音ゲーなんかできないぞっ!!

\(^o^)/キシュヘンシタイ

 

ちなみに今回の撮影で、タブレットくんが「タブレットくん」してる決定的瞬間も撮れた。これは、“やってる”。

オラもうこんな端末嫌だ()

 

 

まあそれでも、今まで「お前マジで何のために生まれてきたの?」と思ってしまうレベルの救いようのない端末にも出会ってきたから、コイツはまだマシな方なんや。うん…。

 

さて、タブレットくんの悪口はこの辺にして、この部分で注意すべきポイントの解説。

 

 

このロング4つが連続する部分が3回。

徐々に降ってくる速度が遅くなり、3回目のやつとか見た目もかなりグチャっとしてて打ち方が分かりづらい。

 

しかし、リズムは全て同じな上に、運指も普段やっているであろう[Expert譜面]でよく見るロングの配置と変わらないので、見た目に惑わされず、普段の感覚でシュシュっと取ると案外すんなり行けたりするので、自然体で叩いてみてほしい。

 

意識すべきは、「最初の1個目を右手で取るか左手で取るか」だ。

「1回目と3回目は左からスタート、2回目だけ右」と頭の片隅にでも意識しておくと、取り違えて崩れる確率が気持ち低くなる。

 

どうしてもできないなら、手をガバっと広げてラインをカバーする取り方でも安定する。(でも個人的には普通に取った方がやりやすかったかな。)

 

ロングの処理について言えることはこんなところだ。

最後にもう一つ、この区間には割ととんでもねぇ初見殺しがある。

 

ここ3個あります。

 

どう見ても1個しかないのだが、ここはノーツが3つ重なっているので、3回叩かないといけないのだ。

 

 

1個目と2個目のロング4連星も、ロングの前に単押しノーツが3個連続していたと思う。リズムはそれと同じになっている。

 

まあここも慣れればそこまで気にならなくなるので、頭の片隅に置いておく程度で。

 

そんな感じで、残りは全て通常速度で落ちてくるので取りこぼさないように叩いたら…

 

終了だ。

 

MATOME

 

以上、超速度変化譜面『Majestic Magic』の攻略記事でした。

いかがだったでしょうか、かなり細かいところまで語ったので、何かしら新たな発見や参考にできる要素などが見つかっていれば私は幸せです。

「俺が知りたいのはそこじゃないんじゃ…」ってなっちゃった方は…ゴメンな、力になれなくて。

 

書いた側の感想といたしましては、感覚的なものを言語化することの難しさを改めて感じましたね。『エメラルドプラネット』の時も同じこと書いた気がするけど。

文章考えたり画像作ったりが普段より大変だったので、編集期間も普段の記事と比較しても圧倒的に長くなってしまって、最初の部分と今書いてる部分で文体とか言葉選びの雰囲気が変わってたりしてそう…というか多分変わってる。

 

さて、文字数もヤバいことになっているので、そろそろ締めましょうか。

今回も最後まで読んだり読まなかったりしてくれた全国のライブチャレンジャー達にカンシャ!

 

では、またどこかで。

 

 

『FALLIN’ LOVE=IT’S WONDERLAND』の攻略記事もそのうち書きたいラコね。

おつラッコ☆

*1:当ブログの賑やかし枠[ラッコ]

*2:厳密には「難易度に対して目標スコア達成人数を見誤った」という内容。