皆様いかがお過ごしでしょうか、先日某現在進行形な名前のカドショでバトスピのカードを眺めていたら、店内BGMで『砂上ノ楼閣』が流れてきてちょっと嬉しかった私です。
あの店、ちょくちょく『あんスタ』の曲流してますよね 笑
<旧Valkyrie>の曲もかなり好きなので、いつか音ゲーとして実装されないかなー。
メンバーが特殊なのでどうなるか分かりませんが、来てほしいですねぇ。
さてさて、今年ももう12月。2021年もクライマックスですね。
最近は気温も一気に下がってきて、部屋の中も普通に寒いので音ゲーで画面タップするのが若干ツライです。自称末端冷え性。
今回の話題は、そんな感じで寒さが本格化し始める少し前に実装された、とあるトンデモ譜面のお話…
忙しい方向けの目次
#あんスタライブチャレンジ
事の発端はこちらの『あんスタライブチャレンジ』というチャレンジキャンペーン。既存の曲に従来の最高難易度<Expert>を超える難易度<Special>の譜面が実装され、期間中に挑戦することで成績に応じて限定の実績がもらえるというもの。まあ、簡単に言うと神々の遊び場である()
実装される超難易度譜面は、純粋にとんでもねぇ物量攻めでプレイヤーの地力を試す譜面や通信交換で腕の本数を増やさないとできる気がしない3か所以上同時押し譜面、上下フリックのエネミーコントローラー譜面、ノーツが画面内を好き勝手に動き回る超速度変化譜面など様々だ。
そして11月のギリ初旬に開催されたライブチャレンジ、課題曲は『エメラルドプラネット』、譜面特性は超速度変化だ。
超速度変化の特徴をまとめると、
- ノーツ速度が一つ一つ違う。
言葉の通りだ。
この仕掛けによって後から来たノーツが前のノーツを追い越して降ってくるとか、現れたけど落ちてくるまでにめちゃくちゃ時間かかるとかそんな感じな現象が起こる。
- 突然何もない空間からノーツが現れる、消える。
言葉の通りだ。
いきなり画面中央にフリックが現れる、叩こうと思ったらなんか消える、たまにゼロ距離で現れる。ネオサンで騒いでいたあの頃が懐かしい。
- ノーツが唐突に止まったり逆走したりする。
言葉の通りだ。
ノーツが上から下に等速で動くのが当たり前だと思ってはいけない。この世界ではレーンの下からヤツらは現れるし割とかなりの頻度で止まる。
気になる方はTwitterで「@enstars_music エメラルドプラネット」とかで検索すれば公式のデモプレイが見られる。「デモプレイ」まで検索ワードに入れたら一発だろう。
このトンデモ譜面、正直ネタだと思ってスルーするつもりだったのだが…
気づいたらなんかフルコンしていた。
コンボサポートにも頼らない、実力(諸説)でのフルコンである。
この譜面、確かにさっき羅列したように従来の常識が通用しないトンデモ譜面だが、リズムを覚えたら運指のレベルは27とか28くらいに感じた。
「それみんな言ってるけどその感覚が俺には分かんねェ!難しいもんは難しいんだァ!!」って思う方もいるだろう。というか私がそうだった()
そこで本記事では、そんな方の気持ちに極限まで寄り添って、各難所の私なりの攻略法を書いていこうと思う。
本当なら、パフェコン取ってもっとドヤ顔解説がしたかったが、どうしても3グレの壁を超えることができなかった。俺は弱い…
ではさっそく…
0~97コンボ間
前奏~「鼓動かさねて」間
リモートTCG用の設備で手元動画を撮影!
そうだ私は中指勢SA☆
さて、私の奇妙すぎる手の構えはどうでもいいとして、楽曲最序盤。
ここは…速度変化もそこまで激しくないので特に語れそうなことは無い…ので、何も考えずに練習して回数重ねれば多分行ける。
大丈夫、自分を信じるのだ(根性論)
ここ詰んでて当記事に辿り着いた方に対しては全力で土下座いたします。
よし、次。
97~178コンボ間
「夏めく宙に 浮かぶPlanet」~「彩るFantastic」部分
やはりこの部分で印象的なのは単発とロングの美しいコラボレーション()部分だろうか。
ノーツが近づくにつれて徐々に速度が落ちてかなり打ちづらい部分。
ここはやはり、歌詞と後ろの楽器の音に単発ノーツとロングの始点が配置されていることを意識し、押していくことが重要。
では印象的な部分3か所をピックアップ。
まずは「浮かぶPlanet」部分。
音の乗りはこんな感じだ。
一番後ろに見えてる単発2個は、「Planet」の「ネー」の後ろで流れてる何かの楽器の「タン!」「タン!」の上に乗ってる。伝われ。
次に「キミとMysterious ray」の「Mysterious ray」部分。
ここはしっかり全部歌詞に乗ってて説明が楽ですね。
ノーツを目押しするというよりは、歌詞に合わせてタップする感じがいいかもだ。
次、「彩るFantastic」部分
問題のやつ。
だいたいの人はここで心折れる。
私も心が折れました。
しかし!
これもしっかり歌詞の上にノーツが乗っているから、音を意識して打つことで神になった気分になれる(これはガチ)
はいこれで貴方も今日からシンセカイの神。
180~279コンボ間
「Red, Blue and Yellow 煌めくShower」~
「距離をゼロにしよう」部分
まずは「煌めくShower」部分…
おまたせ
だいたいの人はここでやる気をなくす。
私も戦意喪失した。
よく「1レーンずつズレながら左右交互に押せばいいんやで」みたいに解説されるわけだが、多分それが分かってても、いつからその交互押しが始まるのかが分からないみたいなことになってる方は私だけじゃないと信じたい(願望)
DGSKS(=だがしかし)!!
これまたしっかり歌詞の上にノーツが乗っているから、音を意識して打つことで重加速環境でも自由に動けるタイプスピードの気分になれる(ガチ)
考えるのはやめた!
交互押しの始まりは<所属不明機>を落とした後の「ら」から!
はいこれで貴方も今日から竹内涼真。
次、「境界線を塗りつぶして」部分。
いつもの
だいたいの人はここで感情を失う。
私もここで虚無の心に目覚めた。
ここもさっきの所と同じく、よく「1レーンずつズレながら左右交互に押せばいいんやで」みたいに解説されるわけだが、多分それが分かってても、いつからその交互押しが始まるのかが分からないみたいなことになってる方は私だけじゃないと信じたい(願望)
DGSKS!!
くどいようだがこれも歌詞の上にノーツが乗っているから、音を意識して打つことでアクセルフォームの気持ちになれる(ガチ)
はいこれで貴方も今日から乾巧ってやつの仕業なんだ。
残りの「距離をゼロにしよう」部分は、見た目こそ特殊だが打ち方は通常譜面でもよく見る配置。『月下無双 紅の舞』の「華やかに舞おう」とか『DESTRUCTION ROAD』の「自由へと Come on」の部分のアレだ。(うろ覚えゆえ違ってたらゴメン。)
280~322コンボ間
「お決まりの呪文で」~「Showtime」間
全体的に速度が落ちるこの部分。「今だッ!」って思ってタップしても空振りしたり最悪Bad判定をもらってしまったりと苦労した。
DKRKS(=だからこそ)!
やはり音を意識するのだ!!
ここもかなり歌詞にノーツが乗っているためとても分かりやすい!
「お決まりの呪文で」部分。
基本的に音を意識すればいいのだが、一つだけ注意することがある。
図にもある通りだが、最初のノーツは「お」じゃなくて「き」に乗ってる。
お上品な言葉遣いが必ずしも安定とは限らないということだ(違う)
「その心を開けば」部分
写真のタイミングだとロングノーツが合流しているが、この後一瞬で開くので指は気持ち近づけすぎない方がいいかもしれない。
「Showtime」部分
323~367コンボ間
「それはSweet/Wonder」~「待ちわびた」部分
さあ、いよいよ超速度変化が苛烈を極めるサビ部分へ突入する。気合を入れて臨もう。
「それはSweet/Wonder」部分
さっき「気にするな」って言った部分。
この曲はしっかり指2本で叩ける譜面になっているのでサビに入るまでは無視してよろしい。
ただ、ここ分かりづらいですよね。公式の攻略動画だと「左右対称」ってワードが強調されていますが、じゃあどこが左右対称なんだって話なんだが、
ここです。
これ同時です。
「それは」の「そ」の部分に乗ってるこのノーツ、同時押しマークが付いてないが同時押しだ。何を言ってるのか分からねぇと思うが俺も分からない。
「Sweet/Wonder」部分
さて、ここはマジで静止画だと表現しづらいので、コマ送りに並べてみる。
おい真ん中どうした
ついに登場した止まるノーツ。
だが焦る必要はない。ここまで来たキミなら、もう攻略法は分かるはずだ。
そう「音を意識するのだ。」
スマン単発2個には歌詞が無かった()
でも…多分曲聴き慣れた人ならこれでも分かるってオイラ信じてるっぺ…!
全力フリック。
次、「Imageしたら/」部分
これ同時です
これ同時じゃないです
軽くトラップなので注意。
「Trance/Click/Heart」部分も「ダァ!(同時)」の流れが左右反転しただけなので多分大丈夫かと。
368~393コンボ間
「キセキめいた魔法仕掛けのエメラルドのPlanet」部分
無
無
ここにあるけどまだ判定は無い。
この世界ではよくあることだ。
で、次の「仕掛けのエメラルドのPlanet」部分で…
ついに逆走が来ます。
エクセル図起こしタイム☆
「エ」を起点に逆走。
「ド」を起点に戻る。
分かんないよな…
俺も分かんない(ガチ)
ここマジでどうすればいいんだろう(素)
言ってしまえば「覚えろ」がすべてなんだが、正直何回やってもできる気がしない。
できる気がしない…?
本気か?
冗談を言っちゃいけないよねェ!
解説記事なんだからァ!!
飾りじゃないんだよォ!
残りの指はァ゛ア゛ア゛!!!
全 部 使 え 親 指 以 外 !!!
まあ、着想は上手い人が出してる解説動画の受け売りなんですがね。
『あんスタ』のノーツは割と判定が優しいので、ちょっとズレたくらいだったら許してくれる。だからその優しさに全力で甘えていきます。
ポイントとしては、「歌詞のリズムでちゃんと叩くこと」と「小指を使ってしっかり端まで均等に指を置くこと」である。
これさえ守れば、しっかり行ける。
…クライマックスっぽく言ったけど、まだ曲は続く。
なんだろう、書いてるだけなのに、なぜか叫んだ後のような疲れが…*1
394~439コンボ間
「キミともっと」~「生まれたんだ」間
まずは「Shake/Wake up/」間。
急に距離を詰めてくる単発とロング&フリック。
左フリックを押した瞬間虚空から現れる右フリック。
この辺かなり派手に色々起こるが、「真の敵」は別にいる。
「真の敵は、組織の中にいる!」
「待ってください!こんなにあからさまなフリック以外に、どこに真の敵がいるというんですか!!?」
「そう、あからさま過ぎるんだ。だから、気づかずに押し逃してしまう…!」
混沌の中だからこそ脅威となる「普通」なやつ――
コイツがマスターロゴスだ!
キテレツな挙動をするフリックに注意が行きがちな上に、このノーツは歌詞ではなく楽器の音に乗っている、さらにここだけ運指が普通に難しいため、見落としやすいのだ。
まさに真の敵と呼ぶべき存在。
私自身、コイツの存在に気付いたのは割とチャレンジ後半だった。
よってこの区間はこのマスターロゴスに注意しつつ、いつも通り音を意識して打っていくことが攻略法となる。
この後の「Trip/Catch/Heat」も、左右反転しただけで動きは同じだ。
440~466コンボ間
「今宵歌う色鮮やかな三つの宝石」部分。
ここも停止と逆走があるのでそこをチェック。
まず、止まるのはここに見えてる単発と同時押しのセットと、
ここの見えてる3つ。
そして、この見えてる3つが1回タップすると、それぞれ一定距離逆走して、再び降ってくる難所だ。
DGSKS!!
これも歌詞の上にノーツが乗っているから、音を意識して打つことでハイパーカブトの気持ちになれる(ガチ)
天の道を行き、総てを司る――!
467~539コンボ間
「輝きは」~「煌めきで包み込む」部分。
前半の単発リズムは<Expert>と同じなので、ここが苦手なら一度<Expert>に立ち戻って練習すると良いかもしれない。この曲に限った話ではないが、いきなり高難易度に挑むよりは、簡単な譜面から地道に上達していった方が精神的にも楽である。あくまで私の意見だが。
次に後半部分、めっさロングノーツが荒ぶる部分だが、別に速度変化とかするわけでもないので、目で追えるなら指示通りに指を動かすことで普通に取れる。
え?「目で追えないから困ってる」って?
飾りじゃないんだよォ!
残りの指はァ゛ア゛ア゛!!!
全 部 使 え 親 指 以 外 !!!
シンメトリーと違ってロングの切れ目もないので上手く指を置くだけで全部取れる。ポイントは小指をしっかり広げて端までカバーすることだ。
540~591コンボ間
「それはSweet/Wonder/」~「エメラルドのPlanet」部分。
まずは「それはSweet/Wonder/Imageしたら/」部分。
そ・れ・は
スウィー♪
落ち着け、これは幻覚だ。
とりあえず気にせず打っていく。
「ダァ!」の後にさっきの幻覚が降ってくるが、これは普通に打って行って大丈夫。
次は「Trance/Click/Heart」部分。
はいはい幻覚幻覚。
この距離ならバリアは貼れないな!
ここはコイツらが幻覚だった頃の順番がヒントになる。そして、ここも音を意識だ。
「キセキめいた魔法仕掛けのエメラルドのPlanet」
ここもちょっと時空歪んでるけどこんな感じで歌詞に合わせてタップすればヨシ。「めいた」も同じ。
で、この後残りの歌詞部分はまたゼロ距離なのだが…
どうしても私は安定しなかったので
飾りじゃないんだよォ!
残りの指はァ゛ア゛ア゛!!!
全 部 使 え 親 指 以 外 !!!
ただここ謎にBad判定がよく出るので、特にリズムを意識して打っていく必要がある。地味にパフェコンに到達できない要因がここだったりする。
592~640コンボ間
「Shake/Wake up」~「交わしたいね」部分。
この辺は特に難しい要素は無いと思うので割愛。ここに関しては簡単だからこそ変に緊張してコンボ切らないように、虚無の心で叩いていこう。
641~670コンボ間
「今宵歌う色鮮やかな三つの宝石」「響けSpark live」
「今宵歌う」部分は若干時空が歪むがここまで来たキミならもう苦戦することは無いだろう。
「色鮮やかな三つの宝石」部分。さあここが最後の難所だ。
ここで起こる怪奇現象は「逆走」。しかし動き方は前のものと同じなので落ち着いて叩くべし。
ここロングなので注意。
ここを超えればあとは流れでフィニッシュ。
フルコンボだドン!
MATOME
いかがだっただろうか。
終始ふざけ散らかした解説だったが、少しでも攻略のヒントとして役立つことができたなら幸いだ。
書いてみた感想だが、譜面に字幕入れるのと動きを言語化するのが鬼のように大変だったのでこれが最初で最後の解説記事になると思うとだけ言っておく()
元々音ゲー上級者ってわけじゃないし、むしろ始めて1年にも満たないヒヨッコなのでね。
とはいえ、こんな感じで自分なりに各難所の最適解を探すことで、着実に前に進めるのもまた音ゲーの楽しみ。そういった意味ではこの譜面はとても楽しい難しさだった。
またこんな感じで超速度変化譜面が現れたら、今度は称号狙って頑張るのもアリかもだな。
そんな感じで、今回はココマデ。
今回も最後まで読んだり読まなかったりしてくれた全てのライブチャレンジャー達にカンシャ!
では、またどこかで。
おつラッコ☆(ラッコ不在)
*1:実はもっと長い茶番を考えていたが、この様子だと書いたら力尽きてたね。危ない危ない。