みなさまいかがお過ごしラコか？
ぬいぐるみ系V・・・じゃなくて水族館のお土産系ぬいぐるみのラッコラコよ。*1
最近の中の人の近況としては課した試練が突破されて無事島流しされたといった感じラコ。起動した3分後にメンタルが逝って1時間動かなくなったときはついに４んだかと思ったラコ。*2
本題
どっかのツイートで「次回のネタは決まってる」みたいなことを言った気がしますがこれはそれじゃないっス。
新しいヘッドセットのココが凄い！
— サブ (@sanuki_saburou) 2021年3月9日
・マイクの音質が多分良くなった
・本来想定していた繋ぎ方をするとノイズパラダイス爆誕
・右耳痛くなる
・初手放送事故
・お値段なんとホロ騎士の約2倍
最近購入したヘッドセット(後にイヤホンマイクであることが判明)がいろいろと面白かったのでまとめようと思い作業に取り掛かりました。深夜1時に。
ちなみにマジで俺の使い方が悪いだけで製品は多分悪くないのでネタとして読んでくれ頼む。
あとこんな紹介の仕方で現物写真を使うのアレな気がしたので手書きの図を使う。中学時代3年間美術部だった俺の腕前に酔いしれるがよい。
全ての始まり
出会いとはいつも唐突に訪れるもので、このヘッドセット(後にイヤホンマイクであることが判明)との出会いも、予期せぬものだった。
・・・この入りだと長くなるので簡潔にまとめると近所のゲ〇で見つけた。後述する性能的にも、最近キャスを始めた私が欲しいと思う機能を備えており、かつ価格も２ホロウナイト*3と、その気になれば普通に買える額だったので、脳内で審議した結果、購入する運びとなったのだ。
あとスプラやるときにイヤホンの方が良いってどっかで聞いたのでコードが長いやつが欲しかった。
性能(ざっくり)
〇左イヤホン
まず目を引くのは♰フレキシブルアームマイク(正式名称)♰の付いた左のイヤホン。
このフレマイは取り外し可能で、外した場合はコード部分に付いている♰インラインマイク(正式名称)♰が音を拾う。状況に合わせて使い分けることが可能。
今までキャスや通話で使用していた信頼と実績の900円イヤホンマイクだとマイクの位置が若干悪く、声が拾える状態だとコントローラーの音とか他の環境音をがっつり拾うため、そこを改善できる点がポイント高い。
実際このフレマイを使い始めたころからキャスの音質も良くなったように思える。このヘッドセット(後に以下略)が期待通りに機能した唯一の要素である。
〇右イヤホン
♰フレキシブルアームマイク(正式名称)♰が付かないのと色以外は左と同じ。
んで「上の角みたいなやつは一体何者なんだ」という話だが、俺もよく分からない。多分耳のミゾ(？)に引っ掛けてイヤホンがズレるのを防ぐための角と思われる。
しかしこの角が後に脅威となる。
〇ミキサー
switchとPCのヘッドホン端子に同時接続できるミキサーが付属していた。
これを買った要因の7割はコイツの存在であり、最も期待していた機能？機材？の一つだ。そして最大の戦犯でもある。(何度も言うが俺の使い方が悪いだけで製品に罪は無い)
これを使うことでゲーム音を聴くのとマイクで話すのを件のヘッドセット(後に)一つで行えるようになる優れ物なのだと買う前は思っていた。
他にもマイクのオン/オフを切り替えるスイッチとか長いケーブルとか魅力的な機能が備わっている。
いざ新装備で配信へ――
さてまずは最も期待していたミキサーだが、短い。
これに関しては機材の配置の問題だが、PCとswitch(正確にはキャプボ)の距離がありすぎるためミキサーの端子が届かない。にしても短すぎる気がするがそれでもミキサーに罪は無い。
それでもハチャメチャに頑張って配置を工夫し、接続・・・。
OBS「ザザザザザザザザザザザザザザザザザザ！！」
ゲーム音が覆われるほどのノイズ。接触不良とかかと思ってしっかり端子を接続するも直らない。きっと機材の相性が悪いだけでミキサーは無罪
本来推奨されている繋ぎ方以外のパターンもあれこれ試したが改善されず、挙句の果てにはテレビが逝きかける大惨事になったためミキサーを使うのはあきらめた。それでもミキサーはやってない。
ミキサーがアレだった時点で割と絶望していたが、ここでキャプボが「やれやれ全くしょうがない奴だなぁ」みたいなノリで本気を出してきた。
なんと我が軍のキャプボ、ハードウェアエンコードなのに遅延がほぼ無い。
つまりOBSでキャプチャデバイスの音声をモニターにも出力するように設定すれば、あら不思議、実質ミキサーである。
新調したヘッドセットが期待した仕事量の半分も果たさなかったけどキャプボの性能が良すぎて全部解決した火曜日の午後。
— サブ (@sanuki_saburou) 2021年3月9日
音声統合問題も解決したので、せめてヘッドセット()だけでも使って配信開始。
前半、配信上にゲーム音が乗ってないという事故はあったものの、それ以外は特に問題なく配信ができた。
・・・と思っていたが・・・なんか右耳が痛い。
上の図の「ココ」って指してる部分。プラスチック製で割と固いこの部分が耳に当たってハチャメチャに痛い。特に口を動かしたり笑ったりすると４ぬ。
上部分の角がしっかり位置を固定しているため威力が底上げされており、完全にデスコンボが成立している。
じゃあ左は大丈夫なのかという話だが、まあ大丈夫だった。最初は。
左は使い始めて1週間くらい経ったころから痛みを感じ始めた。おのれ<みらいよち>か。
そんなわけで私のキャスの終了タイミングはキリが良いか耳の痛みに耐えられなくなった時でだいたい合ってる。
あとこれに関しても俺とイヤホンの相性が悪かっただけで製品に罪は無いと思う。
結局2ホロウナイト円で購入し、耳の痛みに耐えて得たものは前のと比べると音質が良いマイクだったということになる。ちなみに私はキャスでは基本喋らないのでこの唯一の長所すら長所と呼べるか怪しい。
さらなる事件
〇900円イヤホンマイクの裏切り
discordの通話で今回のヘッドセット()を使うようになって以来、信頼と実績の900円イヤホンマイクに繋ぎ変えた時に音が出ないという謎の不具合が発生した。ちなみにマイクは普通に機能している。どういうことなの。
〇マイク逆さま事件
♰フレキシブルアームマイク♰が逆に付いてて集音穴が外側を向いた状態で2週間くらい使い続けていたことが発覚。これはマジで製品は無罪。
〇実はイヤホンマイクだった。
それまでヘッドセットだと思っていたそれはなんとヘッドセットではなくイヤホンマイクだったことが発覚。これも製品は(以下略
それぞれの未来へ
完璧な人間が存在しないように、完璧な機材など、そう簡単には出会えないのだろう。今回は「理想の機材との出会い」としては失敗だったが、面白いトラブルの連続を楽しんでいる自分も確かにいた。それこそ完璧でない人間に個性があるように。*4
イヤホンマイクは、配信・通話だけと用途を限定したうえで、イケメンキャプボとOBSの助けを借りながら、今後も使用していくことにした。いつか俺の耳が４ぬか、もっと良いイヤホンマイクが見つかるその日まで。
ミキサーは、TVモードのswitchと接続しているときにしかノイズが発生しないことが分かったので、動画を見ながらテーブルモードでホロ騎士をするときになら活躍できる。当初想定していた活躍と比べるとかなり地味だが、それでも「便利グッズ」と呼べるくらいには有用である。
信頼と実績の900円イヤホンマイクはこれまで通り動画を視聴したり、音楽を聴いたりするときにお世話になるだろう。やはり使い慣れた物が一番落ち着く。最近寿命の兆しが垣間見えるが。
もうすぐ4月、新生活がスタートし、身の周りのあれこれを一新する人も少なくないだろう。私の新ヘッドセット()のように、期待していたように機能してくれない物と出会ってしまうという事態が起こらないとは限らない。だがそんな物との出会いやトラブルさえも「楽しい」と感じられる「心の余裕」を持つことが、新生活のバタバタや不安を乗り越え、良いスタートを決めるカギになるのではないかと思ったりする。
そんな感じで今回はここまで。おつラッコ。
